ABOUT ULTRA FACTORYとは
構想を実験・実現する
制作支援工房
2008年6月、技術力、思考力の向上を目的に、類例のない特殊教育を実施する拠点として京都芸術大学(旧:京都造形芸術大学)に設立された、全学科対象の教育プログラム付き制作支援工房です。
金属加工および樹脂成形を扱う工房と木材加工を扱う工房の2つのフロアから始まり、2017年にシルクスクリーン専門工房、2018年にデジタルファブリケーションの専門工房が増設され、現在は4つのフロアから構成されています。
美術作家のヤノベケンジが工房ディレクターを務め、第一線で活躍するアーティストやデザイナーを迎えての「ULTRA PROJECT」など、さまざまな実践型プロジェクトを通して、芸術家の創造と美意識、職人が持つ技術上の熟練と制作に対する情熱とをあわせ持ち、社会的自覚を持って行動できる人材の育成を目指しています。
ウルトラファクトリーは、創造的な思考と研究の場であり、また実験的な構想を実現する工房として機能しています。
ディレクター
マニフェスト
ウルトラプロジェクトに関わる
いくつかの心構えを
ここに記そう。
- 目撃せよ!そこではプロのアーティストやデザイナーが工房に滞在し実際に制作を行う。普通見ることができない最先端の創造現場で、プロの制作テクニックを間近に見ることができる。
- 体感せよ!ウルトラプロジェクトは実際に美術館で展示を行う作品や、商品として流通するプロダクトを制作する、真剣勝負の現場となる。そこでサポートスタッフとして働くことでプロの厳しい現場を体験できる。
- 盗め!目撃、体験したプロの技、作家のものづくりに対する姿勢、あらゆる経験を吸収せよ。そして自分の中で消化し、同じ工房内でその創造エネルギーを爆発させよ。
- ともに作れ!爆発しウルトラ化した学生として制作し、プロのアーティストとぶつかれ。それはアーティストをも触発し、工房内にものつくりのエネルギーが大きく膨れ上がり再度大爆発を起こすだろう。その爆発は、クリエイターのみならずマネジメントなどでアートの現場を支える人びとを巻き込み、より大きな社会的ムーブメントになるに違いない。
門は開かれた!!
集え学生達!!
ウルトラファクトリー・ディレクターヤノベケンジ
施設案内
開館時間 | 授業期間 火曜日-金曜日 14:30~19:30 土曜日 10:30~17:30
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休館日 | 日曜日・月曜日・祝日
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所在地 | 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都芸術大学 至誠館2F/3F/4Fおよび人間館B2F |
連絡先 | Tel: 075-791-8482 E-mail: ultrafactory@office.kyoto-art.ac.jp |
フロアマップ
至誠館4FS41
- 1ウルトラファクトリーオフィス
- 23Dプリンターエリア
- 3キッチン
- 4ミーティングエリア
- 5PCエリア(グラフィック、3Dモデリング)
- 6デジタル加工(レーザー加工機、UVプリンター、刺繍ミシン、ほか)
- 7大判印刷
- 8撮影スペース
- 9工作・組立
- 10塗装スペース
至誠館3FS32
- 1シルクスクリーン
- 2銅版画ドライポイント
至誠館2FS21
- 1金属加工・溶接
- 2大型造形
- 3プラスチック成型
- 4スプレー塗装スペース
- 5ミーティングエリア
- 6更衣室
人間館B2NA021
- 1木材加工
- 2木彫
- 3CNC加工
- 4製材