FACILITIES 利用について

Photo by Kenryou Gu

ウルトラファクトリーは京都芸術大学の全学科・学年に開かれた学内の制作支援工房です。さまざまな機材・設備を揃え、専門のテクニカルスタッフが常駐し、加工方法や機械の使い方などの技術サポートや、制作相談を行っています。工房は利用者に安全に利用してもらうために、事前にライセンスを取得して使用できるしくみになっています。工房には4つのフロアがあり、それぞれにライセンスを設けています。各フロアを使用するのに必要なライセンスは下の図のとおりです。

設備と
ライセンス

1
  • ULTRA基礎ライセンス

データ作成・デジタル加工・簡易工作・塗装・撮影・印刷 など

2
  • ULTRA基礎ライセンス
  • シルクスクリーンライセンス

シルクスクリーン・銅版画ドライポイント

3
  • ULTRA基礎ライセンス
  • 立体造形ライセンス

金属加工・溶接・プラスチック成型・塗装・大型造形

4
  • ULTRA基礎ライセンス
  • 木材加工ライセンス

木材加工・製材・CNC加工・木彫

ライセンス取得の
フロー

ライセンスを取得するには、ウルトラファクトリーが実施する「ライセンス講習」を受講します。全てのフロアに共通するライセンスとして、安全に作業するための「ULTRA基礎ライセンス」を設定しています。「ULTRA基礎ライセンス」の取得で至誠館4階のS41工房を使用することができるようになります。S41工房以外の設備の利用のためには、ウルトラ基礎ライセンスを取得したうえで、各フロアが設定しているライセンス講習を受講する必要があります。

ULTRA基礎ライセンス

ウルトラファクトリーの工房利用希望者は必ず受講する必要があります。工房には危険性の高い機材や、ちょっとした不注意で破損に繋がる機材も多くあります。講習では怪我や事故なく安全に作業してもらうための視点や注意点と、デジタル加工の基本的な工程を学びます。この講習はオンデマンドで随時受講可能です。

各種ライセンス

各フロアに応じた工房の使用の仕方や安全面での注意事項、および基本的な作業工程と素材や技法についての知識を学びます。ライセンスごとにそれぞれ日程を設定して実施しています。
シルクスクリーン、立体造形など、各フロアを使用する際に必要なライセンスは、「ライセンス講習」を受講する以外に、以下の場合に取得できるケースがあります。

  • 専門科目の授業:ライセンス講習同等、またはそれ以上の技術習得の内容を含む場合(授業終了後の取得)
    →ライセンスが取得できる科目については各学科に問い合わせください
  • ウルトラプロジェクト:活動内でライセンス講習同等以上の技術講習、実践があった場合
  • 個別申請:溶接免許を持っているなどすでに技術のある場合(ライセンス講習免除)
    →詳しくはウルトラファクトリーまで問い合わせください

工房の使用予約・
制作相談

ライセンス取得後に工房を使用する際は、授業や他の使用者との兼合い、安全面の確認、準備物やデータ作成などの制作アドバイスのため、スタッフとの打合せと事前の使用予約のうえ工房を利用してもらうことになっています。またライセンスを取得していなくても、工房についての質問や、制作相談も受け付けています。使用予約、制作相談はオンライン(Zoom)で行っています。

Zoom相談・予約窓口

火~金 14:30–17:30

  • 長期休暇中は火曜日がメンテナンス閉館となるため、Zoom対応は水~金となります
  • 予約は2週間後まで受け付けています

制作相談・使用予約のフロー

  • 1
    大学アカウント(@st.kyoto-art.ac.jpのアドレス)でGoogleにログインし、相談・予約フォームにアクセスしてフォームを送信
  • 2
    フォーム送信後に届くURLからZoomにアクセスし、担当スタッフと相談、利用内容について打合せ
  • 3
    工房使用日時が確定したら、その場で予約を行う
  • 4
    作業に必要なものを準備して予約当日に来館
  • 工房利用に関する詳細な内容は、打合せ時に丁寧にお伝えします
  • 機材や設備をはじめて使用する際はスタッフが使い方や手順をレクチャーします
  • 原則当日申請での工房利用はできません
  • 通信教育課程の方は、ウルトラファクトリーオフィスまでご連絡ください

問い合わせ

ウルトラファクトリーオフィス
(徳山・浦田)
E-mailultrafactory@office.kyoto-art.ac.jp
TEL075-791-8482
対応時間平日 10:00–18:00(土日祝休み)