PROJECTS ULTRA AWARD
「ULTRA AWARD」はウルトラファクトリー創設より3年目の2010年にスタートし、2017年まで開催した、次代を担う新たな才能の発掘と育成を目的としたウルトラファクトリー主催のアートコンペティションです。
京都芸術大学の学生および卒業生を対象として数名を選抜し、約三ヵ月間の作品制作期間を経て展覧会を開催、公開審査会にて最優秀賞を決定します。選抜された作家は工房のテクニカルスタッフによる制作支援、制作費補助支援、広報、展覧会カタログの発行などウルトラファクトリーの総力を上げた全面的バックアップを受けることができます。展覧会会期中には国内外の第一線で活躍するキュレーター、批評家、アーティストが審査員となって最優秀賞作品を選出する公開審査会が開催され、展覧会の大きな見どころの一つとなっています。歴代の最優秀賞受賞者や選抜者は現在も国内外の多方面で活躍しており、今後もその活躍が大きく期待されます。
「ULTRA AWARD」は2017年で一旦休止していますが、2017年からは大学が主催となり、ウルトラアワードを発展させるかたちで、キュレーターが指導し、美術館で展覧会を開催する実践的な芸術教育プログラムとしての学生選抜展が毎年開催されています。