概要
美術家の矢津吉隆が経営し企画運営を行うアートホステルkumagusukuに関わるプロジェクト。kumagusukuは、現代美術を中心に様々な展覧会やイベントを企画、人と美術のあらたな関係を築いていく場として話題を集める。今年度は、かねてよりイベント出店やワークショップで活動を繰り広げてきた「副産物産店」や町屋改修プロジェクト「BASEMENT KYOTO」、「かめおか霧の芸術祭」への参加など、矢津が運営に関わる複数の案件を横断しながら活動を進めた。
活動期間
2020年5月 – 2021年3月
参加イベント
副産物産店
山田毅(只本屋)と矢津吉隆が考案した資材循環のための仕組みであり、ものの価値、可能性について考えるプロジェクト。京都のアーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を”副産物”と呼び、回収。普段は見向きもされないそれらに着目し、作品の副産物を使ったプロダクトとして生まれ変わらせる。学生たちが商品企画からパッケージデザインまで携わり、その成果はkumagusukuの新スペース「kumagusuku SAS」にて展示された。
会期:
2021年3月13日(土)- 3月14日(日)
会場:
kumagusuku SAS
BASEMENT KYOTO
アーティストの制作&住環境をより面白くするために、使われなくなった町屋を改修し、賃貸物件として貸し出すプロジェクト。次年度に竣工予定の滋賀県の物件の改修作業に学生たちが携わった。
かめおか霧の芸術祭
会場のひとつ、亀岡市文化資料館にて「副産物産店」として展示を行った。