概要
美術家の矢津吉隆が経営し企画運営を行うアートホステルkumagusukuに関わるプロジェクト。kumagusukuは、現代美術を中心に様々な展覧会やイベントを企画、人と美術のあらたな関係を築いていく場として話題を集める「泊まれる展覧会」。2019年度は、かねてよりイベント出店やワークショップで活動を広めてきた「副産物産店」の拡大プロジェクトと、仕事に活かせるアート思考を学ぶ社会人向けの私塾「アート×ワーク塾」、アーティストの制作&住環境をより面白くするためのBASEMENT KYOTOなど、矢津が運営に関わる3つのプロジェクトを横断しながら活動に携わった。
活動期間
2019年5月 – 2020年3月
活動内容
副産物産店
山田毅(只本屋)と矢津吉隆が考案した資材循環のための仕組みであり、ものの価値、可能性について考えるプロジェクト。
京都のアーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を”副産物”と呼び、回収。普段は見向きもされないそれらに着目し、作品の副産物だけを集めた物産店を開催。商品としての付加価値をつくりだすため、パッケージデザインを始めとするブランド発信の活動準備を学生とともに進めた。
BASEMENT KYOTO
BASEMENT KYOTOは、町家を改装し、入居者が自身の仕事や制作、生活スタイルに合わせて空間をカスタマイズできる、アーティスト向け住宅兼制作スタジオ賃貸プロジェクト。クマグスクプロジェクトでは、新規物件の改装に携わるほか、既存の物件のブラッシュアップなどにも学生が関わっている。
詳細:http://basementkyoto.jp/
参加イベント
やんばるアートフェスティバル
副産物産店が出展し、参加学生もイベントに携わった。