概要
現代の風俗と日本の古典絵画が混在した日本画ならぬ「ニッポン画」を提唱し作品を展開する画家の山本太郎によるプロジェクト。2018年度は「山本太郎×狂言プロジェクト」と題し、室町時代から続く日本の伝統芸能である狂言に携わり、三世茂山千之丞氏の襲名披露の装束を制作。装束を実際に使用した襲名披露の舞台が2018年12月23日に京都の金剛能楽堂で行われた。
活動期間
2018年5月 – 2019年3月
活動内容
MUGEN∞能
狂言師 茂山逸平が公演内で使用する「花子」扇《 夕顔とライン扇 》を制作した。
日時:
2018年6月9日(土)
会場:
金剛能楽堂(京都)
狂言師 茂山童司 三世千之丞襲名披露公演
狂言師の茂山童司さんの三世千之丞襲名披露公演にて披露される演目「花子(はなご)」で使用される装束を山本太郎が制作し、学生もその制作に加わった。茂山家では江戸時代末期から「花子」のための装束をその時代ごとの絵師や画家に依頼するという習慣があり、このプロジェクトで制作するのは《 平成版「花子」装束 》となった。
日時:
2018年12月23日(日)
会場:
金剛能楽堂(京都)
参加イベント
EVs+cafe
ポケットモンスターキャラクター「イーブイ」とその進化形、9匹にスポットを当てた企画展「EVs+cafe」のコラボレーション作品制作のサポートに参加学生が携わった。