概要
劇団四季とウルトラファクトリーのコラボレーション実現!2018年夏 東京・大井町に新設される「キャッツ・シアター」内を装飾する舞台美術の一部を劇団四季スタッフと学生が共同製作するプロジェクト。学生たちは劇団四季スタッフからの直接指導のもと、実際に劇場内に飾られるゴミのオブジェの内、約50点を製作。プロジェクト活動は『キャッツ』大阪公演の舞台裏見学から始まり、夏にはキャッツ・シアター内で自分たちが製作した小道具の仕込みまでを行う。『キャッツ』の舞台設定は都会のゴミ捨て場。人間の世界のものは猫から見れば大きく見えるため、実物サイズの3倍の大きさのゴミを製作する。活動は春休み期間よりスタートし、使い捨てカメラや歯ブラシなどの小型ゴミ、カキ氷機やアラジンストーブなどの中型ゴミ製作を経て、4月以降は参加学生全員で4メートルにも及ぶオートバイの製作に取り組んだ。学生たちはウルトラファクトリーで製作したそれぞれの”ゴミ”を自らキャッツ・シアターに設置し、8月11日の初日開演時には学生が製作した大小さまざまの”ゴミ”すべてがキャッツ・シアターに飾られて観客を出迎えた。学生たちは劇団四季スタッフから製作技術を直々に教わり、自分達が製作したものが観客の目に触れて公演が始まっていく貴重な過程を経験した。
劇団四季『キャッツ』公式webサイト:https://www.shiki.jp/applause/cats/
瓜生通信にて、参加した学生によるレポートを公開しています。
感動、受け取る側から届ける側へ。―『キャッツ』プロジェクト/ 学生レポート#1
猫の世界へ誘い込む ―『キャッツ』プロジェクト/ 学生レポート#2
”情熱”を注ぐ―『キャッツ』プロジェクト/ 学生レポート#3
活動期間
2018年3月 – 2018年8月