概要
1960年代以降、アメリカの版画工房「タイラー・グラフィックス」のマスタープリンター、ケネス・タイラーをはじめ、さまざまな刷り師がアーティストとのコラボレーションを行ってきた。日本でも版画制作の波が訪れ、72年には今回の調査対象である谷中和生氏も「タニナカシルクエディション」を設立し、そこで横尾忠則のポスターなどを制作。ウルトラファクトリーには谷中氏が本学で教員をされていた時代に残された「刷り師所蔵のエディション」が保管されており、フクセイクラブでは、シルクスクリーン制作工房「京都孔版」と共に、当時の授業内容の再演なども試みつつ、技術的な視点から分析を試みる。
活動期間
2024年5月 – 2024年10月