PROJECTS ULTRA PROJECT

「モフモフ・コレクティブ」プロジェクト

  • Director: ヤノベケンジ
  • Date: 2022.5〜2023.3
  • Genre: 小西葵,山口京将,美術,ヤノベケンジ,彫刻,美術,デザイン,工芸,舞台美術,建築,編集,彫刻,映像,シルクスクリーン,グラフィックデザイン,プロダクト,陶芸,演劇,パフォーマンス,
写真:KENJI YANOBE Archive Project

概要

清水寺の狛犬や大阪中之島美術館の猫で注目される現代美術家ヤノベケンジによるプロジェクト。今年度は瀬戸内国際芸術祭の夏会期から展開するケモノ系新アートユニット「モフモフ・コレクティブ」(ヤノベケンジ、小西葵、山口京将)の活動を中心に、電気自動車やホーローメーカーとのバスタブ彫刻の開発などのプロダクトデザイン領域にも及ぶ多岐にわたるプロジェクトの現場にも関わる事ができる。ウルトラファクトリーでの卓越した造形技術(アナログ、デジタル)も学べるまたとない機会になるでしょう。


活動期間

2022年5月 – 2023年3月


活動内容

おいでまい祝祭2022

「瀬戸内国際芸術祭」の開催に合わせて、夏会期には香川県高松市の商店街に、秋会期には「こんぴらさん」で有名な金刀比羅宮(ことひらぐう)及びその門前町に、「モフモフ・コレクティブ」による作品に加え、学生が制作したイラストや立体作品を展示した。高松商店街で展示された《SHIP’S CAT(Mofumofu22)》の制作に参加学生も携わった。

会期:

夏会期 2022年8月7日(日) – 9月4日(日)
秋会期 2022年9月29日(木) – 11月6日(日)

会場:

高松商店街 丸亀町グリーン けやき広場, WeBase 高松, 金刀比羅宮(※秋会期のみ)

入場料:

無料(但し、金刀比羅宮表書院「虎の間」は有料)

ヤノベケンジ《SHIP’S CAT(Mofumofu22)》2022
小西葵《ケダマ(チョコボール)》2020
山口京将《ドゥーヒー》, 《ホッグ》, 《ナムラッツ》2022


参加イベント

2022 ACCメディアサファード

韓国・光州のAsia Culture Centerに出品した《SHIP’S CAT(Voyage)》の制作に参加学生が携わった。韓国での展示前には、京都芸術大学構内でも短期間展示を行い、学生も設営に参加した。

会期:

2022年9月1日(木) – 12月25日(日)

会場:

Asia Culture Center
https://www.acc.go.kr/jp/exhibition.do?PID=0202&action=Read&bnkey=EM_0000005505

ヤノベケンジ《SHIP’S CAT(Voyage)》2022


SSS Re\arise

イラストレーションを主体としたクリエイティブ集団SSS by applibotの展覧会「SSS Re\arise」にて、世界最速彫刻作品《SHIP’S CAT(Speeder)》が発表された。2017年から約6年の月日を経て完成した本作品は、アイディアから制作までヤノベプロジェクト参加学生が携わり、イラストレーターユニット SSS by applibot所属のPALOW.がグラフィックデザインを施した大作となった。展覧会場のANTEROOMまで京都市内の公道を走り、多くの人々から注目を浴びた。

会期:

2023年2月18日(土) – 4月2日(日)

会場:

アンテルーム京都

協力:

GLM株式会社 / PALOW. (車体グラフィックデザイン) / 京都芸術大学

メディア掲載:

公道を走る「魔法の絨毯」。芸術大学で制作した夢の自動車、ヤノベケンジの《SHIP’S CAT(Speeder)》

ヤノベケンジ《SHIP’S CAT(Speeder)》,《SHIP’S CAT(Crew / White)》2023
撮影:南井浩孝