概要
2回目となった「ULTRA AWARD 2011」には台湾からの留学生や陶芸作家を含む5名が選出された。約3ヶ月間の制作期間を経て開催された展覧会では、神馬啓佑が最優秀賞に選ばれた。これまで平面作品を手がけていた神馬が、平面のコンセプトを空間に拡張し、立体作品としたことへの挑戦が評価されての受賞であり、以後、ウルトラアワードが自身の可能性を拓くチャレンジの場となることを求めた。
実施期間
2011年5月 – 2012年3月(カタログ発行までを含む)
選出作家
神馬啓佑(最優秀賞・オーディエンス賞) / 大島真悟 / 高井裕 / 土井祐介 / 王婷瑩
募集内容
期間:
2012年5月7日 – 5月31日
対象:
本学学生(通信・大学院、専門学校含む)および卒業生(卒業2年以内)
募集人数:
5名
制作指導:
名和晃平 / ヤノベケンジ
特典:
1|個人制作場所の提供
2|10万円の制作補助費を支給(1名につき上限10万円)
3|ウルトラファクトリースタッフの技術支援
4|ARTZONEでの展覧会
5|展覧会のカタログ(日/英)
審査員
浅田彰(批評家)
後藤繁雄(編集者・クリエイティブディレクター)
椿昇(現代美術家)
名和晃平(彫刻家)
長谷川祐子(東京都現代美術館チーフキュレーター)
ヤノベケンジ(美術家・ウルトラファクトリーディレクター)
展覧会
ULTRA AWARD 2011 Exhibition
会期:
2012年10月8日(土)- 10月23日(日)
会場:
ARTZONE[京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1・2F]
開館時間:
平日13:00 – 20:00 / 土日祝12:30 – 20:00
出展作家:
大島真悟 / 神馬啓佑 / 高井裕 / 土井祐介 / 王婷瑩
協力:
京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース学科 / MEDIA SHOP
関連イベント
公開審査会
日時:
2011年10月18日(土)17:00-
会場:
art project room ARTZONE
審査員:
浅田彰 / 後藤繁雄 / 椿昇 / 名和晃平 / ヤノベケンジ
ULTRA AWARD 2011アーティストトーク
日時:
2011年10月22日(土)15:00-
会場:
art project room ARTZONE
モデレーター:
似内達吉(ARTZONEスタッフ/芸術表現・アートプロデュース学科3回生)
カタログ
- Installation View + Winners and Runners - up
- 大賞者・神場啓佑 / 作品・インタビュー
- 大島真悟
- 高井裕
- 土井裕介
- 王婷瑩
- 本展審査員・長谷川祐子インタビュー
- 審査員総評 発行:2012年2月29日 ダウンロード (PDF/16MB)